10月12日、森々燦々2024がオープンしました!

突き抜けるような秋晴れに、森々燦々がオープンしました。
8時40分に朝一番のバスが到着し、続々と会場に人が集まってきます。

<オープニングセレモニー>
実行委員長の秋山から森々燦々コンセプトや想いが語られました。

neiro ~森の音に色を添える
山本望愛さんによるプログラム。
目を閉じて、音に意識を集中します。音を分解したり、音が交わる瞬間を感じ取ります。

岡野ひまわりさんによる演奏。森の中で響くようにアレンジされた、ここでしか聞けない音色を奏でてくれました。

<ironami ~みんなでライブペインティング>
ひまわりさんのBGMに合わせて、参加者みんなで大きなキャンバスに色をぬっていきます。

その後は、参加者をそれぞれ作品を鑑賞したり、ワークショップに参加したり、美味しい食事を食べたり、自由に時間を過ごしました。

<キク>
「ギター弾き語り」「落語」「琴三重奏」には多くの方が集まり、地面に座ってリラックスしながら楽しんでいました。

<メグル>
「図鑑で調べる植物観察ツアー」「Feel度Walk in 森々燦々」「森の対話型鑑賞」「名前を付けて遊ぶ生き物観察ツアー」と様々な視点から作品や森を観察・鑑賞するプログラムが行われました。参加者は森を見上げたり、しゃがんで小さな植物を観察したり、会場を存分に楽しんでいました。

<オドル>
「自然と溶け合う私」「インプロビゼーション表現WS」「Hello森 Hello私」と森の中で自分を解放し、参加者自らが表現者となって、森々燦々を彩ってくれました。

<ツクル>
アーティストたちが自分の作品のテーマに合わせてワークショップを行い、参加者にも作品を作ってもらいました。自分だけの森の色、自分だけの松ぼっくり、自分だけの文字、など参加者は自分の感じるままに、手を動かしていました。

<アジワウ>
「あるの森」「Sカフェ」「cafe Tommy」「森の中国茶席ー秋陽ー」の味を森の中で味わっていただきました。静かな森の奥でお茶を飲む人もいれば、持ってきた椅子で仲良くランチをするご夫婦、友だちと談笑しながら食べる人もいました。

日が陰り、いよいよ夕方のセレモニーが始まります。
<naorai>
森々燦々の会場として、1か月森をお借りするにあたって、森の神への儀式を行います。
太鼓のリズムに合わせて儀式が進む1時間、参加者も演者も言葉を発することはありません。
土地で採れた鹿肉や野菜を神に捧げた後、私たちも自然が育てた命を頂きました。厳かな時間と空間の最後は全員で「ごちそうさまでした」という感謝の言葉で締めくくりました。

最後、17時半に全員下山し、無事オープニングの1日を終えました。

会期は11月10日までですので、ぜひ足を運んでください。